weara発表会とJASRAC。発表会での楽曲使用許諾とその費用の実際。

2019.11.04

先日行なったwearaの発表会では、アートディレクターの謙大郎氏が選曲した曲を流して、雰囲気作りもしっかりと落とし込むように企画しました。当然、発表会という場で音楽を流すということは、権利許諾が必要です。正直なところ、そこの部分を失念していてギリギリに申請をしたということもあって、事後に支払いとなってしまいましたが、先日ちゃんと支払いも完了しました。

以前に、レストランで音楽を流す際の権利について書いたときにも、みなさんとても高く料金を取られるのではないかという漠然とした不安があるかなと思って、実際にはそんなに大きな金額ではないということをご紹介しました。

JASRACの紹介 JASRAC」より

JASRACという団体は、広報が下手だったり、サイトが使いにくかったり、せっかく申請するのにものすごく手間だったり、楽曲だけでなく編曲者とか作詞者まですべての情報を記入していかない蹴ればいけなかったり、もう少し上手くやると良いのにと思ったりします。それでも現時点ではJASRAC経由でしかアーティストに還元できませんから、手間でもなんでもやるしかありません(実際は私がやっていなくて、トリニティスタッフにお願いしています。スミマセン)。

NuAns

ペントレイ NuAns FLIPTRAY(フリップトレイ)

2,017 2,017 3,036 3,036 2,017

発表会は無料のイベントということで、1日あたりでも900円と、ハッキリ言ってこれくらいを支払いたくないならば音楽はかけなければ良いんじゃないかと思えるくらいの金額ですね。ただ、前述のように手間が多すぎます。サイトも本当にわかりにくい。

たとえば、アプリでShazamやその他アプリがたくさんあるように、曲が流れているのを拾って、そのままアプリから使用許諾申請と支払いができてしまうようにしたら、もっとアーティストに還元されるのではないかと思ったりしました。

最後に、支払いだけはLINEペイが使えるようになっているところは、前進されているので今後に期待するしかありません。もっと、曲を気軽に使えるようになって、それがちゃんとアーティストに還元されるようになっていくと良いですね。

JASRACの是非についてはここでは議論するつもりはありません。前述のように現時点ではその方法しかないので、他の方法ができたらまたその時に検討したいと思います。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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